2020年2月14日(金) 13:30頃
外出先の車内で、呼吸困難となりヘルパーが呼んだ救急車で緊急搬送されたらしい。
酸素を吸えず、窒息死が一瞬頭をよぎった時には意識が飛んでいた。
目が覚めた時には、病院のICUのベットの上
口からは人工呼吸器が挿入されていて口が異常に乾いていた。
あ、声が出せない
事態を把握するのに少し時間が必要だった。
週末ということもあり、先生方もお休みの為治療という治療はなく
数日は喉の渇きと高熱との戦いでした。

2020年2月19日(水)10時頃
気管支鏡検査をすることになった。
理由は、肺のCTで影があったとのことで、水なのか痰などの異物なのかまたその分泌物を採取して
菌の種類を確認する必要があるとのこと。
ウトウト意識がもうろうとさせて挑む方がほとんどだと説明を受けた
しかし、本日午後から気管切開手術を控えてるので答えは一つ
意識がある状態で気管支鏡検査をします、しかなかった。
胃瘻造設を去年7月にしたが、その痛みは想像を絶する痛みでこの痛み以上はなかなかないだろうと思っていた。
液体が目に入ると危険だからと言う理由で、目をガーゼで隠された。
普通の人は、辛かったら手を挙げて教えられるが、私はALS患者。
手足は動かない、かすかに動く指先と首、あとは口と目と表情筋しかない。
目を隠されて覚悟を決めた時、カメラが付いた管が入ってきた、
一瞬で窒息状態に陥った、絶対酸素供給されてない、この状態で検査されたら死ぬ。
必死に首を動かした。
1人ヘルパーを横で待機させてて心からよかった。
ヘルパーが首を小刻みに振り続ける事態に先生に声をかけ、目を隠されてるガーゼをめくってくれたのだ。
口文字をしてもらい、伝えた。
「ヤメル、シヌ」
ヘルパーが再度先生方に伝えた。
「もうやめたい、無理、死ぬと伝えてます。他に方法ありませんか?!」
答えは、この検査以外に方法はない。しばらく、納得せざる得ない説明を受け再度挿入されることとなった。
痰が引けてる音がして、しばらく経ち検査が終わった。
心も身体も一気に疲弊していた。

2020年2月19日(水)14:15頃
予定通り気管切開手術が始まった。
今回の手術はさすがに意識ウトウトする形で挑んだが、一応ヘルパーを隅に待機してもらった。
たくさんの方からの応援メッセージを思い出し眠りに落ちた。
目が覚めた時には、口の中の唾液と喉の違和感と少しの痛みがあるくらいだった。
しばらく経ってヘルパーに伝えた。
「マスクをつけてた頃より呼吸が楽になってる」
もちろん声が出ないのでまばたきを使っての口文字で。
途中で、口を動かし声を出そうとしたらかすれて聞き取りずらいが言葉が出てることに気がつき
舌も動くので大きな舌打ちが以前と変わらずできることもわかった。
実際に気管にメスが入りカニューレが挿入されたのはほんの5分程だったとヘルパーから聞いた。
手術から、6時間後の俺

新たなステージでの人生スタートしてます。

ご覧いただきありがとうございます。
今回も、富山市の車いす入店可能なお店紹介します。

私たちは2回目のランチ訪問となります。
からだに優しい、食材の素材を上手に活かしたお料理の数々。

閘門カレー

ウィンナーで塞がれてる穴をそおおおおおと引っ張ると

お見事です、カレーが綺麗に流れてヨットが出てきました^_^
ちらっと見えてるクリーム色の舟。。。

店内は広く、車いすでもスイスイです。
身体障がい者に優しいお店、おすすめです。

デザートもおしゃれですね

またおじゃまします。

カフェ・惣菜・雑貨 MUROYA
富山市東岩瀬村1番地
―――――――――――――――――――――
TEL:076-437-6665
―――――――――――――――――――――
営:10:00~16:00(ランチLO15:30 )
―――――――――――――――――――――
休:無休、年末年始(12/30~1/3)
  ※食事メニューは火・水曜休み
―――――――――――――――――――――
P:20台(共同)
―――――――――――――――――――――
席:テーブル26席

ご覧頂きありがとうございます。
3月29日(日)サンシップとやま にて
夢授業 「私の望む未来、夢の作り方」の講演会を開催します。

[講演開催への想い]
私は、2017年8月に特定疾患ALSの確定診断を受けました。「死にたい、でも体が動かない」虚しさとALSの恐怖におびえる日々が続きました。今回、出演していただく2名の講演者の方から、重度障がいを抱えながら夢に向かって進む力や大切さ、生きることの楽しさを教わりました。
落水洋介さんからは、身体が動かなくなっていくなかでも笑顔を絶やさず前に進んでいく姿勢「前向きは技術」と教わりました。

天畠大輔さんからは、どんな障害を抱えても夢に向かって進んでいく姿勢と生きる楽しさを教わりました。
前に進むきっかけをくれたこの2名の演者の話を会場に来られる皆様に聞いてほしいと思い今回の講演を企画しました。
そして、この2名の方々はなんと!!会社を経営する社長です。
富山では障がいを持ちながら起業した社長はなかなかいません。この2名の障がい者社長がどのようなストーリーを描いてきたのか夢の作り方を教えます。
絶対に損はさせません!あなたも夢授業を受けてみませんか?
ご来場をお待ちしております。